概要
- 芝浦将棋は芝浦工業大学の五十嵐研究室によって開発されている将棋ソフトである。
特徴
jrとsoftmax
- 芝浦将棋は、Bonanzaを探索エンジンとして使用していた。
- 芝浦将棋 Jr.は、盤面表現の
データ構造としてBonanza でも用いられているbitboard 構造を将棋向きの独自の形式に変更
し，かつ，探索エンジン自体も完全にゼロから独自開発している。
- 芝浦将棋softmaxは「芝浦将棋 Jr.」から分離したソフトである。探索手法が従来の Min-max 探索（αβ探索）とは異なる Softmax 探索
である点が大きく異なる。ただし、合法手生成までは芝浦将棋 Jr.と共通で、公式ライブラリとして登録されている芝浦将棋 Jr.合法手生成プログラムを使用している。棋力的には最新版の芝浦将棋 Jr.には及ばないが、アルゴリズムが単純でコーディングの
容易さや、並列性に優れている。
大会成績
- 第3回将棋電王トーナメント 予選16位 jr
- 第26回世界コンピュータ将棋選手権 二次予選23位 jr
- 第4回将棋電王トーナメント 予選24位 jr
- 第27回世界コンピュータ将棋選手権 一次予選14位 jr
- 第27回世界コンピュータ将棋選手権 一次予選11位 二次予選23位 softmax
- 第5回将棋電王トーナメント 予選34位 softmax
- 第28回世界コンピュータ将棋選手権 一次予選14位 softmax
- 第29回世界コンピュータ将棋選手権 一次予選13位 softmax
- 第31回世界コンピュータ将棋選手権 二次予選29位 softmax
- 第32回世界コンピュータ将棋選手権 一次予選16位 softmax
アピール文
リンク
