市村豊氏によって開発されている将棋ソフト(読み方はアルゴコルセ_イッショ)。開発者はもともとは2015年夏に電気通信大学で開催されたコンピュータ囲碁講習会の講義動画を見て囲碁から入った。囲碁の次に将棋をやってみたくてコンピュータ将棋の大会に出てみたいと思いSDT5とWCSC28に参加することができた。独自性として主張していることは、コンピュータ囲碁で使われていたモンテカルロ法の将棋への適用で数手先までモンテカルロのランダムムーブをして評価関数で評価してという方法でモンテカルロ将棋をしていることに影響されて、定跡について、定跡の先読みの局面を評価関数で評価して評価値が高い手の一手目を採用するという点を「やねうら王」をベースに行った。なお、ライブラリとして「やねうら王」を選択したのは当時発表されていた教育用のnano,miniのコードがわかりやすく、それを改造するところから入ったためその延長で「やねうら王」を使っている。だからそれが強いということすら知らなかったので大会に参加してから最強のライブラリだということを知ってびっくりしている。

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大会成績

第五回将棋電王トーナメント 15位

http://denou.jp/tournament2017/img/pr/argocorse_icsyo.pdf

第28回世界コンピュータ将棋選手権 15位

https://www.apply.computer-shogi.org/wcsc28/appeal/ArgoCorse_IcSyo/appeal.txt

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開発者ツイッター @argonworks

開発者blog(休止中): http://argon1.blog55.fc2.com/